農水省;農水分野で30兆円かければ温暖化ガスを8%削減可能:"農林水産省は、今後10年間で30兆円規模の費用を森林の整備などにあてれば、農林水産分野の取り組みだけで、温室効果ガスの排出量を2020年までに1990年と比べておよそ8%削減できるという試算をまとめました。"
世界の途上国は、地球温暖化は途上国にとっての絶好の儲けチャンスと捉えている。だから彼らはえげつなくエゴと自分たちへの利益誘導を主張した。農水省のやろうといていることも、それと同じ。いつ来るかと思っていたら、案の定、言ってきました。
ニッポンの都市勤労者や商工業者はどんどんビンボーになっているというのに、彼らは何もしないでお金を貰えるようになったばかりか(農家戸別所得保障制度)、温暖化恐怖ヒステリーに乗じて自分たちへの更なる利益誘導(30兆円)を図る。あまりにもえげつないのではありませんか。「強欲呉れ呉れ資本主義」はニッポンにおいてはイナカに蔓延っているのである。
3 件のコメント:
ウルグアイ・ラウンドを思い出しました。
あん時は5兆円とかでしたっけ。
雇用創出、環境・健康で400万人強 政府の成長戦略
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20091228AT3S2600X26122009.html
>食料自給率と木材自給率を50%にする目標
食料自給率に加えて、いつの間にか木材自給率も加わりました。この素晴らしい「成長戦略」で日本の未来は明るいですね。
はじめまして。少し前から拝見しています。
農水省だけに文字通り「我田引水」ですね。
国の税収が年間40兆円を下回る見通しの中、年間平均3兆円も森林整備とは恐れ入ります。
私は地球温暖化二酸化炭素主犯説に懐疑的ですが、それは横に置いたとしても、この手の自前の削減量見通し算出にどこまで客観性があるか疑問です。
そしてこの手の施策の後ろには必ず利権がついてまわりますね。
そうやって無駄遣いをしているうちに、ニッポンの一人あたりGDPは世界第2位から世界第19位にまで転落し、今やイタリアよりビンボーな国民になってしまったのですね。この調子で日本の経済活動の衰退が続けば、温暖化ガスの25%減なんか、何もしないでも達成できてしまう。ハトポッポ君はそれを織り込んで大風呂敷を広げたのかな。
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